ふんりゅう粉瘤、アテローム、表皮嚢腫
もっともポピュラーな皮膚腫瘍です。切除縫縮・皮弁形成手術・くり抜き切除・きんちゃく縫合・半寄せ・電気焼灼などから、最も傷跡が目立たないような治療を提案します。
ホクロ色素性母斑
ホクロもれっきとした皮膚疾患です。黒や茶色だけがホクロの色ではありません。肌色や灰色のホクロも存在します。思っているよりも簡単に除去できます。
老人性イボ 脂漏性角化症
首やワキ、顔面にできる多数のブツブツです。肌色~黒褐色。ブツブツを全て取り除いて、つるっと平坦にします。
眼瞼下垂
老化やコンタクトの常用が原因で、目の開きが悪くなった状態(機能障害)です。黒目が小さく見えるため、眠たげな印象を他者に与えます。挙筋腱膜前転法で行います。(所要時間1時間30分)
耳たぶのしこり ピアスケロイド
アス後にできる耳たぶのしこりです。しこり部分をただ切除するだけだと、耳の形の変形が残るので、W形成術で自然な耳の形に形成します。(所要時間30分)
ひきつれ瘢痕拘縮
帝王切開後、腹部の外科手術後などの、ひきつれです。丁寧に細かく縫合し、または皮弁で形成します。ひきつれによる痛みや痒みが解消されます。(ひきつれのない美容的な傷跡の治療は、自費診療となります。)
巻き爪陥入爪
主に足の親指(拇趾)の爪の両(片)側が、内側に巻き込んで痛む状態です。伝達麻酔下に、再発のないフェノール法で治療します。術直後より不愉快な巻き爪の痛みは取れます。(所要時間20分)
日帰り手術について
上記の皮膚腫瘍や巻き爪治療に対する手術は、すべて、局所麻酔、日帰り手術で行います。
腫瘍の大きさや部位にもよりますが、大体30分程度で終了します。
術後は歩いて帰れます。
※「他院皮膚科で手術を断られた方」「他院で手術を受けたが、再発したという方」もお気軽にご相談ください。
その他お知りになりたいことがあればお気軽にお問い合わせください。
日帰り手術(デイサージェリー)の流れ
1. 初診
まずは普通に皮膚科の診察を受けて頂きます。受診に至るおおまかな経緯を伺い、実際の症状を確認させて頂きます。
までお問い合わせください。
2. 血液検査
血が止まりにくくないか、貧血はないか、感染症がないかを確認するために血液検査をさせて頂くこともあります。
3. 手術日の予約
手術は原則、後日に行います。
ご希望の日を当院受付にお知らせください。ご予約をお取り致します。
4. 手術日
お取り頂いたご予約日時に再診して頂き、治療を受けて頂きます。
所要時間は30分前後であることがほとんどです。
摘出した皮膚腫瘍を病理組織検査に出すこともあります。
5. ご自宅でのケア
手術翌日より、洗髪を含む全身シャワー浴可能です。
ご自宅にて創部をそっと洗い、処方した軟膏を1日2回塗布して頂きます。お顔の手術を受けられた場合、施術部位以外のメイクは翌日から可能です。
6. 検診、抜糸
術後7日目前後に抜糸のため再診して頂きます。
抜糸処置は痛みなく、3分ほどで終わります。
7. 術後の再診
抜糸の時点で終了となります。
原則抜糸日以降の再診は不要ですが、ご不安があるようでしたら随時再診してください。
その他お知りになりたいことがあればお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
皮膚腫瘍摘出術、巻き爪(陥入爪)手術、ピアスケロイド手術は30分程度、
眼瞼下垂手術(両目)、瘢痕拘縮形成術は90分程度となります。
初診時に手術を受けて頂くことはできません。
最初の診察で、受診に至るまでの大まかな経緯を伺い、視触診にて診断します。治療方法の説明と、(必要な場合は)血液検査を行い、後日の手術日のご予約を取って頂く形になります。
当日または翌日より全身シャワー浴可能です。
朝夕1日2回、処方した軟膏を創部に塗布し、テープを貼って頂きます。
入浴は抜糸翌日より可能です。
部位にもよりますが、術後2週間は運動を控えてください。また術後1か月間は創部に強い衝撃が加わらないように過ごしてください。
当院での手術は、すべて局所麻酔下に行います。
麻酔の注射時、強くつねる程度の痛みがありますが、数秒で終わりますので我慢して頂きます。
術中は無痛となります。術後翌日まで打撲後のような痛みがありますが、耐えらないほどの痛みはありません。術後に痛み止めを処方することもあります。
抜糸時には痛みはありません。
原則、妊娠中や授乳中の方は、手術を受けて頂くことができません。出産、断乳後にご検討ください。